教育

中学受験 新五年生算数をステップアップさせるコツ 親のサポート方法

中学受験 新五年生算数をステップアップさせるコツ 親のサポート方法
はじめに、この記事について

算数が大得意で、どんな問題もけっこうスラスラ解けちゃう理系の親御さんは、ここでこの記事を閉じて下さい。

この記事は、あくまでも算数はまぁまぁな私がやったことで出た、サポート効果です。

たぶんですが、同じことを「算数大得意」な親御さんが、お子さんにやっても逆効果かもしれません。
「はいはい、お母さん(お父さん)は算数できるよね」
と冷めた目で見られちゃうかも。

ですので、算数が得意な親御さんはここで回れ右です。

こんな人向け!
女性1
女性1
あんまり算数が得意じゃないのよね…
女性2
女性2
算数はまぁまぁかな…

こんな親御さんには、とても辛いですがおススメな方法です。

お子さんの算数ステップアップをサポートできます

是非ご覧ください。

新5年生の算数 ステップアップのコツ5つ

新5年生の算数 ステップアップのコツ5つ
2月から塾では新五年生のクラスが始まり、増えた塾の日数に、宿題にアップアップなわが子。

あまりにもやることがあり

ママ
ママ
なるほど、こうしてピアノや英語をみんな辞めて行くのか…

と納得しました。

5年生。いろいろと教科の範囲が広がるので、ついあれもこれも詰め込みたくなりますが、私はとにかく算数に注力することにしました。
この時期の算数だけは、躓いたらそこで試合終了の気配がします……。

特にうちの場合は、

ムスメ
ムスメ
分かる→やる気アップ→もっとやる→分かる!

とヘリコプターのように上昇していくタイプなので、

ムスメ
ムスメ
分からない→やる気ダウン→もうやらない

にならないように

ムスメ
ムスメ
分からない→分かる→やる気アップ→

となるようにサポートをしました。

具体的に・・・

具体的なサポート方法
  1. 私も算数の問題集を解いてみる
    ⇒塾1日で習う単元の勉強で2時間くらいかかりました
  2. 私が問題集を解く際にしっかりとしたノートを作る
    ⇒毎回一つの単元で4~6ページほどのノートになりました
  3. 塾の先生と教え方が違うときは、塾の先生の教え方を教えてもらう
  4. 小数と分数の計算を基礎からじっくりとやる
  5. 単位変換、11×11などのかけ算 語呂合わせ
    ⇒0.125=1/8などの単語帳を作り、電車などでやってもらう

を徹底しました。

まぁ、どこまで私の勉強で通るのか分からないのですが……。
やってみると、いい効果がたくさんありました。

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ゆるゆるサポートで算数が好きになる楽しくなる

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一つずつ解説します。

【私も問題を解いてみる】の効果

私が一緒の勉強しているのが嬉しかったようでした。
「ママも勉強しているのか…」と思ったのか、素直に勉強するようになりました

また、質問された際に「この問題面白かったよ」「あーこの問題はとっておきだからまずは教えないで解いてみてほしいなー」など感想付きで問題を説明したのも効果絶大でした。

算数=楽しい

を全面に押し出すのが大事です。
そして楽しくなるためには、親がかなり本気で解くのはもっと大事です。

【私が問題を解く際にしっかりとしたノートを作る】の効果

「ママのノート私にも見せて」と言って、参考にしているようでした。

図や、計算式の書く位置、ノートを広く使う、ポイントを書くなど自分のノートに取り入れてくれて、とても嬉しかったです。

あんなに

ママ
ママ
計算は分けて書いた方がいいよ
ママ
ママ
もっと行間を空けて書いた方がいいよ

と言ってもやらなかったのに…
私が自分用に作ったノートを見た途端にやるようになるとは、思いもよりませんでした。

ノートの作り方としては、後から自分で見直した時に、分かりやすいように注釈などをいろいろつけてノート作るのがポイントです。

【塾の先生と教え方が違うときは、塾の先生の教え方を教えてもらう】の効果

時に私の教え方は、塾の教え方と違うことがありました。

ムスメ
ムスメ
ママの教え方違うよ!

と厳しい口調で、鬼の首でも取ったかのように言われるので、一瞬ムカっと来るのですが、素直な気持ちで「塾の教え方」を聞きます。

少しでも疑問があれば、分からないところを質問すると、娘は塾の教え方を一生懸命理解して私に教えてくれました。

この「娘が私に教える」というやり方が良かったようで、今までの上澄みだけを勉強していたのとは違い、しっかりと理解した上で、説明をしてくれるので、感心しました。

【小数と分数の計算を基礎からじっくりとやる】の効果

意外に本当の基礎から躓く、小数と分数

分数の問題で、答えを仮分数で終わらせていいのか、それとも帯分数で終わらせるべきなのかが分からなかった時はズッコケそうになりましたが、五年生が始まったばかりの今だからこそ、非常に大切な見直しなのだな…と。

基礎から1日1枚だけ……と下記の問題集をやりました。

小学算数 にがてな分数の計算に強くなる!

小学算数 にがてな小数の計算に強くなる!

【単位変換、11×11などの掛け算語呂合わせ】の効果

新5年生からは、塾の授業で習うことだけではなく、過去に習ったことがさらっと問題の中に出てきます。

「3/8+0.125」の場合は?

0.125=1/8を覚えていれば…

3/8 + 1/8 = 4/8

なので、答えは1/2とすぐに出ます。

これを125/1000などに直していると、
通分するだけで時間がかかってしまいます。

単位も文章問題の中に、さらりとでてくるので復習が必要です。
ですので、電車の中や日常でできるように単語帳を作り、隙間時間で確認してもらうようにしました。

たまに、暇なときに問題を出したりすることで、たった1か月ほどではありますがカバーできるようになりました。
単語帳の内容は以下です。

単語帳の内容
  1. 平方数 11×11=121 語呂合わせ 「いい、いい、ひとにいい」
  2. 小数を分数に
    1/2=0.5 1/4=0.25 3/4=0.75 など11種
  3. 単位変換
    ha a ㎡ k㎡ dl L mg g ㎏ など

単位変換は、簡単な問題も一緒に書きました。

ちなみに、娘に算数を教えるのは質問された時のみ。
塾の先生に質問ができるところは、全部してもらい、どうしてもの時だけ緊急出動形式です。

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新五年生の算数をサポートしてみて分かったこと

新五年生の算数をサポートしてみて分かったこと
スパルタなものはなにもないゆるゆる算数サポートですが、これでかなり娘の算数のやる気サポートができました。

5年生の勉強は、「分かる」が大切です。
自分の力で解いてもらわないとダメですし、勉強にも自分で取り組んでもらわないと脳の中に浸透しません。

また5年生の問題を自分で解いてみて、分かったことがありました。

娘の塾問題集、塾から指定されているのは「基本」のみ。
私としてはこれに、大きな不安がありました。

基本を固める重要性

基本だけをやるように言われて

  • 応用を解かなくていいの?
  • 演習はやらなくていいの?

と、焦る親心。

もっともっとやらないと、中学受験に置いて行かれるのではないか…と。

でも実際自分で基本問題をやってみて、基本がスラスラ解けるようになれば

応用が解けることが分りました。

もちろんひらめきは必要ですが…
とにかくこの「基本」をスラスラ解けなければ、ダメなのだな…と。

それが実感できたことも含めて、娘の問題をじっくりと自分で解いてみて良かった…と思いました。

結局、「中学受験用新五年生の問題」は小学5年生が解くには難しい問題を解いていて、その難しさに一緒に寄り添う。

一緒にうーんうーんと悩む。
これが一番の勉強サポートなのかもしれないと思います。

少しでも勉強が、楽しくラクになるように。
娘に伴走できればと思います。

 

子どもの勉強がステップアップするためには、塾で質問できることも大切です。
もしもお子さんが塾で質問ができないのであれば、こちらの記事もどうぞ。
本当に目から鱗ポロンです。

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