小学1年生になって2ヶ月後、6月になると実はいろいろな検定が始まっています。
算数検定、漢字検定、英語検定などなど。みなさんが聞いたこともあるものはありますか?
などなど、思いますよね。
私も「いつから受けるの? まだ早いよね…」と1年生のときに思いました。でも受けてみると意外に目標をたてて勉強することで、学年のおさらいがきっちりできて、小学生の勉強にとても効果的なことを実感しました。
是非とも、みなさんも小学生のお子さんに合った検定を受けてみてはいかがでしょうか。
検定の代表的なものの試験月は、以下の通りです。
⇒申し込みの締め切りは1ヶ月5日くらい前
・漢字検定 6月、10月、2月 詳細はこちら
⇒申し込み締め切りは1ヶ月前、2月試験は1ヶ月1週間前
・英語検定 6月、10月、1月 詳細はこちら
⇒申し込み締め切りは1ヶ月~1ヶ月5日くらい前
あくまでもこれは目安ですので、実際の検定日は各検定の「詳細はこちら」からサイトをご覧になってみてくださいね。
では、各検定について説明をしていきます。
Contents
算数検定
算数検定は学校の勉強を確認するための補助教材に使えるので、小学生におすすめです。
算数検定は別名『数検』とも呼ばれます。算数が得意な子や、塾などで勉強を進めている子は1年生の7月くらいから受け始めるようです。
受験している小学生を見ると、男の子が多いように感じました。
学年の総復習用に受けるのであれば、1年生の分を2年生の4月の検定で受験すると確認に最適なようです。
算数検定の級と程度は、おおよそ以下の通りです。
10級:2年生程度
9級:3年生程度
以下、各学年で1級ずつ下がる。
↓おすすめの学習ドリルはこちら。
解答用紙をコピーして使うと、何度も問題を使えるので、便利です。
ページの後半に行くにしたがって難しくなりますが、最初のサクサク解ける感覚が楽しいらしく、娘は嬉しそうにやっていました(笑)。
小学生の算数は低学年のうちに基礎を定着させるのが、とても大事です。
算数検定などをつかって、知識の定着化をはかるのは、目標を持って勉強しやすいように思います。低学年を取りこぼすと、後々高学年の算数が出来なくなってくるので、ここはしっかり定着させるのが大切です。
↓基礎が定着し、勉強に慣れてきたら、こちらの記事をご覧ください↓
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漢字検定
次は漢字検定です。漢字検定は別名『漢検』といいます。
算数検定同様、学校の勉強を確認するための補助教材に使えるので、小学生低学年からおすすめです。
漢字の勉強を学年よりも早く進めている子は、10月くらいに受けています。1年生の総復習としては翌年の2月くらいに受けている子が多いようです。
私は最初1年生の年は申し込みを忘れ……遅い受験になってしまいました。
受験したのは2年生でしたが、それでも1年生の漢字の総復習ができたりと、漢字検定を受けてよかったと感じています。
算数も多少暗記するもの(単位など)があるのですが、漢字はすべて暗記なので、学年が上がるにつれて、覚えるのも難しくなっているように感じます。
「小学生の漢字は親の責任」なんていうのも聞きますよね(^_^.)。
うちでは毎日、娘が自分で書き取りノートも作成していますが、やはり漢字のドリルもやらないと、なかなか知識の定着にはならない気がします。
漢字検定の級と程度は、おおよそ以下の通りです。
9級:2年生程度
8級:3年生程度
以下、各学年で1級ずつ下がる。
↓おすすめの学習ドリルはこちら。
ステップにはワイド版と、通常版があります。
低学年のうちはワイド版でのびのびと書き込むとやりやすいようでした。
何度も使うなら、通常版をノートに書き取りながらやるのもおすすめです。
ただ、1年生の最初は「ノートに問題を書き写し取る」という作業自体が、子どもには難しいので、ワイド版がおすすめです。
漢字は、コツコツやる以外に上達の方法がありません。
ちなみに、うちの場合は
・漢字2文字 ノート書き取り毎日
・ステップ 1ステップ週3回
・学校漢字テスト対策ノート(問題は私が作ります)週2回
・過去問(検定前の10週間やります)週1回
といったメニューを日曜日以外、毎朝やっています。
ステップは漢検を受けるまでに最低2周しました。
いっしょに漢字勉強をしていると、書き順でいつも悩んでしまう私。
「えー! こんな書き方だったけー。」と答えを見て驚いていたら、それが面白かったらしく、娘は書き順を一所懸命覚えていました。
今では小学生の娘に、書き順ではかないません(笑)
漢検の勉強をやって分かったのは、漢字の答え合わせは親がやらないとダメということでした。
最初は自分でドリルなど丸つけをしてもらったのですが、
「これ、本当は分かってた」「こう書こうか迷った」
などと理由をつけて、間違えたはずの漢字に丸をつけているのを見てしまいました……。
これはダメだなぁと思い、そこからは私が丸をつけて、赤字を書くときに漢字の意味なども書き添えるようにしました。時にはイラストつけて、漢字の見分け方を教えるなどなど。
それで、やっと「漢字が得意」といえる点数を学校でも取れるようになりました。
しっかりしてきたと言っても、まだまだ小学生。
楽なほうへツルツルと流れていってしまうので、親の目は必要です。
ちなみに、この漢字学習を小1から行ったことで、小4にもなると自分で漢字を勉強できるようになり、学校の漢字テストも90点が2割、100点8割ほど取れています。
是非とも、小学生の漢字のおさらいに漢検を使ってみてください。
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英語検定
さて、ここからは英語検定のお話に移りたいと思います。
最近は小学校でも英語の授業が行われ、小学生の習い事のトップ3に英語が入るほどになりました。また、教育改革で2021年からは民間資格検定試験を大学入試に活用するようになると発表があり、今英語業界は騒がしくなっています。さらには2022年から中学受験でも英語も加えた5教科受験となる学校が出てくるので、いよいよ中学受験でも英語が主要教科と考えられるようになって来ました。
英語検定は5級が中学校初級レベルという、小学生が受けるにはハードルが高い試験です。
学校の英語は、英検Jrの「ブロンズ」レベルですし、当然学校の勉強だけではテストに受かることはできません。
それでも、我が家では小学生の3年から受験を開始しました。
なぜなら、中学校の合同説明会に行ったところ、「いいな」と思う学校のほとんどが、大学受験や将来への職業などを見据えて、英語教育がハイレベルで、ある程度の下地がないと、入学してからあっというまに英語が嫌いになってしまいそうだったからです。
実際、とある中学では中学3年生で学年全員が、英検2級を取得するそうです。
他にも中学受験時の偏差値が40くらいの学校も、中学3年生で英検準2級を全員取得し、60%が2級を取得するのだとか……。
また聞いた話ですが、ある男子中学校に特待合格で受かった子が英語でついていけず、あっというまに落ちこぼれてしまったのだそうです。
せっかく中学受験の荒波を乗り越えて合格した学校なのに、残念だなぁと思いました。
こうしたことを考えると、小学生のうちに英語の基礎を勉強しておくのは、私立中学に入学した後も楽しく授業を受けるために必要と言えます。
もう少し早く知っていれば2年生から英検対策をしたかったな…というのが本音です。
とはいえ小学生3年生で受ける英検5級の試験は、初めての言語なので娘にとっては大変でした。
英語塾での講習、さらには毎日ドリルをやるもののなかなか覚えられない単語。
でもアプリや問題集でクリア!5級を700点越えで合格できたことは大きな自信になったようです。
↓その時塾で使った問題集がこちら!
また、英語検定の場合は日常生活の中で、英語検定用に勉強した英語に触れる機会が少ないからか、受験してしばらくすると、娘はほとんど文法を忘れてしまいました(泣)
ですので、受験がおわったらすぐに次の受験のための勉強を始めるように心がけるようにしましょう!
そんな英語検定受験ですが、簡単にどんなものかをご紹介したいと思います。
まずは英語検定の級の説明です。
4級:中学校中級程度
3級:中学校卒業程度
準2級:高校中級程度
2級:高校卒業程度
準1級:大学中級程度
1級:大学上級程度
以下、各学年で1級ずつ下がる。
これ以外に英検Jrというインターネット受験ができるものもあります。
これは大体、小学校で学ぶ英語相当をイメージしているようです。ブロンズ、シルバーは比較的簡単に合格するのですが、ゴールドになると急に難しくなります。
小学1年生くらいから、英検準備をするのであれば、英検Jrを1年生の終わりで受験してステップアップするのもいいかもしれません。
英検Jrは5000円程度で問題・ゲーム・テストのセットが購入できるので、おすすめです。おためし版もありますし、家で好きな時間に出来るのも、とても便利で助かります。
働くママにも、とてもハードルが低い英検です。
英検Jrは1ヶ月用、3ヶ月用などがあり、期間によって値段はかわりますが、基本1ヶ月テストとゲームをして、級認定テストをネットで受けます。
合格すると、賞状が家に届くので合格した実感もできていい感じです。
英語検定受験で大事な事
先ほども書きましたが2022年の中学受験から、受験教科に格上げ予定の英語。
それについてはこちらの記事で詳しく書きましたのでご覧下さい。
もし中学受験をお考えのようでしたら、
是非とも、まだ勉強がきつくない小学生2年、3年うちに、英語検定を受け始めてみて下さいね。
また、英検はその他の民間資格試験と違い、合計点数だけの表示ではなく、級で表すので、小学生が目標にするときも、クリアする段階が細かいので受けやすいです。
大学の出願以外に使う場合でも、一度取ってしまえば一生就職活動などでも使えるので、便利な資格でもあります。
英検取得への近道。塾での学習はこちらの記事へ
おわりに
以上、算数検定、漢字検定、英語検定についての紹介でした。
小学生になって、いつから検定を受けるかの目安になれば嬉しいです。
是非とも参考にして、自分の子にあった検定を受けてみて下さい!
あわせて、記事内で紹介した学習ドリルはこちらです。
お子さんに合ったもので合格を目指しましょう!
Tweets by momo_39_39
[…] 検などの資格を持っているだけで、受けられる大学の幅がぐーーーっと広がる! ということです。 (英検について、くわしくは小学生から始める検定 3種の記事をご覧ください!) […]
こんにちは初めまして!
小学一年生の子どもに何かしてあげたいと考えネットで探していたら、こちらのサイトを拝見させて頂きました笑っ
算数、漢字、英語まであって凄いと驚きましたね⁉️
検定を受けるにあたって、子どもと相談などはしたのでしようか?
私は、いつも何でも相談してから取り組むように心がけています(o^^o)
子どもが将来不便にならないように、今のうちにサポしていきたいですから!
ゆるマイさん初めまして!
ブログをご覧頂き、ありがとうございます!
子どもの意思は尊重したいですよね!
お子さんと相談されているの、素晴らしいと思います。
ただ、子どもに相談する場合に危険なのは
「子どもの意思が楽なことを選ぶためだけに働いている場合」
の時のように思います。
なんとなく
「勉強って大変なんだな」
「勉強って嫌なものなんだな」
と感じていると、「やらない」ことを選びがちになるものです
うちは検定を受ける際には、お友だちとなんでも一緒に
やりたい娘の特徴に働きかけました。
「●●ちゃんと●●ちゃん受けるみたいだよ?」
と言ったら「じゃあ私もやる!」といった具合です。
ご参考になれば幸いです。
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