子どもが勉強している時、どのように声かけをしていますか?
字が汚い時、勉強しない時、言うこと気かない時…。
ついつい怒るだけになりますよね。
私はなります。もうすごい勢いで怒っています。
親が怒る→子どもも怒る→勉強へのやる気を失う
この負のスパイラルを抜けるため、ここに「やる気スイッチ」を押す言葉をまとめたいと思います!
シチュエーション別になっていますので、使えそうなところはどんどん使って下さい!
私もなかなか使いこなせていませんが、こうして書いておけば、まとまっているのでいつでも読み返せる!
少しずつ、子どもがやる気を持って、自分からやる子になってほしいから、そんな子育てのためにがんばります。
まず最初に、塾の先生からもらった言葉を書いておきます。
『できる君でも大丈夫
できない君でも大丈夫』
できないわが子をすぐに「ダメ」と思ってしまう私。
この言葉にはグサッときました…。
できないわが子でも「大丈夫」。
忘れがちなのでいつでも思い出せるようここに記しておきます。
それでは、行ってみましょう!
子どもやる気にさせる魔法の言葉!スイッチオン!
これで家庭学習も能率アップです。
Contents
勉強中の声かけ集 子どもをやる気にする子育て言葉
勉強をやらされていると思っている子に
どっちも間違い直しをやるのは変わりませんが、○のほうは子ども自身が選ぶことができるので、勉強への取り組み方が変わります。
テストで100点を取ったら
これは、とある女子中学校の校長先生の言葉。
100点を取ったことだけを褒めると、100点以外はすごくない…ということになり、テストで90点を取った時にテストを隠すようになるそうです。
なので、100点を取った過程を褒めます。
そうすることで、90点の時でも、そこまでがんばった過程を褒めることができ、やる気を損なうことはありません。
テストで70点を取ったら
いっしょに考えてみようか?
この70点は、子どもの中では「がんばったけど取れなかった70点」かもしれない(親にはそう見えないけど)。そうすると…
となってやる気を失うので、70点までのがんばりを褒める、そしてあと30点をどうしたらいいかを考えるようにする。
やっていることが間違っていたら
ダメなことを攻めるのではなく、どうやったらもっと良くなるかを提案する。
そうすることで、否定されて萎縮することなく、この状況を脱出するための方法を考える思考になる。
子どものテストが終わった時にかける言葉
この声かけについては「低学年の小学生統一テスト 首都圏模試の使い方」の記事の中でも紹介しましたが、テスト後は子どもに「どうだった?」は一番聞いてはいけない言葉なのだそうです。
テストが出来たときは、嬉々として話してくれますが、テストが不出来だった場合は、受けた当人が一番【出来なかったこと】を分っているのに、そこのをさらに聞いて言葉に出させてしまうことで「自分は出来ない子なんだ」と脳にインプットしてしまうのだとか。
なので私の場合は、子どもの脳に余計なことをインプットしないよう、なんとか自然に「お疲れ様!がんばったね」を言うため、毎回子どもがテストを受けている間に気持ちを作っています。
字が汚いわが子にかける言葉
「字が汚い」……私は何回わが子に言ったのでしょう……(白目)。
これってNGワードなんだそうです。
「読める字を書こうね」と声をかけるのが正解と国語の先生がおっしゃっていました。
予断ですが、実際先生方の研修で、短い鉛筆の芯だけを持って、ひじを浮かせたまま綺麗に字を書くという研修があったそうです。こうやって文字を書くとどうしても上手くは書けないのだとか。
そして、字を書いている先生の横から別の先生が「字が汚いよ」「ほら、もっと綺麗に書いて」と教育指導の一例としてわざと言うそうなのですが、これが本当に腹が立つらしく…。
あぁ、確かに想像するだけで腹が立ちそうですよね…これを想像したら、子どもに「字が汚い」と言うのをやめようと思いました……。
うちの子もいつも言っています。
きっと、この研修の時のような心理状態なのでしょうね…。
漢字がうまく書けない時にすること
漢字は書いたものを「まず褒める」が重要なのだそうです。
これも塾の先生がおっしゃっていたのですが、歴史が好きな子に「歴史で一番どんなところが好き?」と聞くと武将の名前であったり戦いであったり具体的な事柄が出てくるのだそうです。
でも漢字好きな子は違うのだとか。
「どんな漢字が好き?」と聞いても、漢字を答える子はほとんどいないのだそうです。
これは漢字という勉強は「できたことの達成感」のみで好きになる、暗記教科だからです。
なので、漢字の間違いばかりを責めると漢字を嫌いになり、ますます覚えなくなる…という漢字地獄に落ちていくのみ…。
漢字については1文字、なんなら線1本でもいいので!
最初に褒めて、間違っているところはできるだけアッサリ言うのが、漢字上達のコツです。
私もやってみましたが、本当でした。
しっかり胸に刻みたいと思います。
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子どものやる気スイッチオン!やる気教育ができる理由
マイナスイメージの言葉をプラスイメージの言葉に変換しましょう
「せっかち」→意欲的
「のんびり」→じっくり考えることができる
「すぐ気が散る」→何にでも興味が持てる、好奇心旺盛
「おとなしい」→「聞く姿勢を持っている」
「うるさい」→「元気がいい」
「あわてんぼう」→「行動力がある」
「威張る」→「自信がある」
「怒りっぽい」→「情熱的」
「変わっている」→「個性的」
私はつい…「あなたは本当にあわてんぼうで、せっかちで…」とため息をつきながら言ってしまうことが多々あります。
そういった言葉を言われると子どもはシュンとはしますが、直ることはありません。
本当に子育てって難しいですよね…。
でもこれって、裏返してみると伸ばすべき長所だったりもするのです。
なので、一度子どもの短所だと思っているところを見つめなおしてみようと思いました。
自分の中で変換するまでには、時間がかかりますが、まずは上の言葉をカンニングしながら、がんばりましょう!
私もがんばります!
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おわりに
今回ここに書いたのは、私がこれまで子育ての講演会や塾先生の講義などに行って、メモをしてきた「子どもがやる気になる言葉」の数々です。
ノートの様々なページに散らばっていたので、ここにまとめてみました。この魔法の言葉たちは、どれもこれも子どもの心を作る言葉ばかり。
ついつい教育の名の元に、潰してしまうわが子の心。少しでもこうした声かけでやる気を失うことがないよう育てたいなと思います。
まだまだ自然にこれらの声かけを実践できるところまでは行っていませんが、自然に口をついて出てくるようになるまで、確認→実践を繰り返してがんばりたいと思います!
目指せ!「自分で目標が達成できる子」「自分で勉強がやりぬける子」
またこうした子どもがやる気を持てる「子育て言葉」が集まりましたら、更新したいと思います。
どうぞお楽しみに。
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