以前、当ブログでプールを小学校に上がる前にやってみようとお伝えしましたが、体操がいまいち得意ではない子には、小学校に上がる前に体操教室も強くおすすめしたいです。
↓プールの記事はこちら!
うち子も小学校に上がる前は、体育なんていうのは遊んでいるうちに身について、大体のことはできるようになるんじゃないかと考えていました。
なので、算数や国語の準備はいろいろしましたが、体育は何も考えてもいませんでした。
と、こ、ろ、が……できない。
前転すればマットから転がり落ちる。後転すればなんともいびつなカックンとした回り方。逆上がりはもちろん出来ないし、走ってもなんだか遅い。
「あれあれあれ、どうしちゃったの?」と。
ここで大前提を忘れていたのですが、そういえばうちの子
外遊びしていなかった……。
公園に週1、2回は行くけれど、私が小さい頃のように木登りをするわけでも、岩や鉄柵を飛び越えることもせず、ただ、複合遊具に登って滑り台をすべるだけ。
つい、自分の子どもの頃と同じように考えてしまいますが、いろいろ時代が違うんだな……と思いました。
今は不審者や、自滅的傾向の犯罪者が日常のすぐそばにいて、おちおち子どもを外に放り出すなんてことが怖くて、できなくなってきました。
それなので、外遊びの減少は仕方の無いことなのかもしれません。
私はあわてて、小学1年生の時に単発で行ける体操教室を探しました。
体操嫌いになんてしないぞー! と心に決め、東奔西走。幼児からやっておけばよかったと後悔しました。
ようやく自転車で20分くらいのところに教室を見つけ、40分2800円とちょっとお高めではありましたが、お世話になることにしました。
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実は勘違いしていた公園での特訓
逆上がりの練習は、最初は私なりにがんばってみたのです。
「体操教室など行かないでも、自分たちで出来るんじゃないかな?」と思って。
鉄棒のある公園に連れて行き、タオルを使って「よっこらどっこいしょ」と子どもを持ち上げ、何度もやりました。
でも、やってもやっても手ごたえは無く、子どもはせっかく公園に来たのに遊べないし、鉄棒でお腹を何度も打って痛いしで、もう半べそ。
しかも、何度も持ち上げているうちに私の腕が腱鞘炎になってしまいました。
これじゃダメだと、あきらめて体操教室を探した次第です。
というわけで、まずは逆上がりから習ってみました。
私が見つけた体操教室は2つほど種目が選べる体操教室でした。
ですので、鉄棒(逆上がり)と、跳び箱にしました。
体操教室に行ってみると、生徒は4人。6人が定員なのですが、今日は4人とのことでした。室内に小さな鉄棒がありました。公園のものよりだいぶ低く見えます。
先生がおっしゃるには、自転車もそうですが
最初は低いものからチャレンジするほうが、成功するのが早い!
そうです。
どうりで、公園の特訓が実を結ばなかったわけです。
今のうちの子には高すぎる鉄棒だったのですね……。
もしお家でも練習したいなら、こちらの鉄棒もオススメです。
鉄棒の高さも調節出来て、体操教室で習ったその日に復習できます!
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体操教室おすすめポイント1 逆上がりレッスン
さてさて、まずは逆上がりです。最初は鉄棒の上に静止することからでした。
1.腕をまっすぐにし、足はピンとのばしツバメのように止まる。
2.そこから勢いをつけてぐるんと前転。
3.鉄棒にぶらさがりブタの丸焼きのように手も足もぶら下がる。
などなど、先生もその小さな鉄棒を使って、見事なお手本でくるくると逆上がりをしてらっしゃいました。
そういや、私は逆上がりのお手本見せてなかった……。
その日は補助有りでなんとか逆上がりらしいものをして鉄棒のレッスンは終了。
その際に、家でできる腕の力をつけるためのトレーニング方法などを教わりました。
また、逆上がりは結局腕力とコツなので、できるだけ体重が軽いうちに覚えてしまうことが大事だということでした。
ロープを使った練習法
2回目に行ったときは、ロープを補助器具に使って教えてくださいました。
最初こそ、あまりできなかったのですが何度かしているうちに先生の補助が無くてもロープだけで回れるようになったのです。
ロープはこういうロープです。
ロープの片方を鉄棒のバーに結び、もう片方をくるくるっとかけて、手で握って逆上がりする。この時ロープはあまりたゆませず、体のはばにフィットするくらいにします。
そうすると、なぜだか出来るのです。
何度か通ううちに、コツをつかんだらしく、逆上がりの練習が楽しくなったようでした。
最後はロープを手にいれ、近所の少し高い鉄棒での練習もできるようになったので、夏休みを使って毎日鉄棒に通ううちに、ある日突然くるんと回れるようになりました。
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体操教室おすすめポイント2 跳び箱レッスン
跳び箱を選んだ理由は、「跳び箱怖い。」と娘が言ったからです(笑)。
とりあえず、苦手からガンガン克服していこうと決めました。跳び箱のレッスンは、まずはスキップ(!?)の練習から。
テンポよくスキップできるのが大事なんだそうです。
そして、面白いなと思ったのはロープをひざの高さにぴんと張って、子どもたちに飛ばせる練習。助走をつけてなんども飛んでいるうちに、子どもたちのジャンプが高くなっていくのは驚きました。
さらには、ロイター板をつかってのジャンプの練習でした。
ホップ・ステップ・ジャンプ!
そして、やっと3段の跳び箱が登場。でもまだ飛びません。まずは跳び箱を安全に飛ぶために、手をつく練習。
上手に手が置けるようになったら、いよいよ飛びます。
最初は、跳び箱にまたがるように乗り、次は両足をそろえて跳び箱の上に。
そしていよいよ、足をひらいて飛びます。
先生の補助はありますが、初日から結構飛びました。
その後も、飛ぶときの目線の位置や、最後の着地の方法などを教わり、鉄棒よりは短い期間で飛べるようになりました。
体操教室のおすすめポイント3 マット運動
マット運動は、体をコントロールするための基礎的体操なんだそうです。
最初は縄跳びを……と思ったのですが、先生のお話を聞いて基礎を見直そうと思いました。
体のコントロールって、大人になってもなかなかままなりません。
マットの上で、あざらしのように這ったり、クマ歩きをしたり、少しずつ体のコントロールを覚えていきます。
ポイントを一つ一つ教わると、おかしな前転をしていたうちの子も、きれいな前転ができるようになりました。
出来ないマット運動も分かったので、これもまた先生に家でのレッスン方法を聞いて、家でやってみることにしました。
おかげで、かなりの運動が怖くなくなり、学校の体育も楽しいようです。
出来るようになってくると、何事も楽しいですからね!
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おわりに
体操教室というと、もっと新体操的な教室を思いますが、結構市内や区内のスポーツセンターなどでも冬休み、夏休みに短期のスポーツ教室などもあるので、そうしたものを利用してみるのもいいかもしれません。
ただ、市営、区営のものなどは、大人数のものが多いので、なかなか上達しないことも……。
是非ともお子さんの性格や、体操の苦手具合などを見て体操教室を探してみて下さい。
スポーツセンターではもちろんプール教室もあるので、こちらも合わせてどうぞ
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