読み聞かせは、0歳からなんとなく始めた習慣でした。
ルーズな感じで、週4日くらい読んでいたと思います。
そんな風になんとなく行っていた読み聞かせは、今の中学受験に向けて勉強をすすめる娘を見ていると(現在小学4年生)効果があったなぁ…と実感しています。
私の読み聞かせは読めない日は読まないし、疲れたら短いお話し1本だけ読むなど…正しい読み聞かせではなかったかもしれません。
でも、0歳から読み聞かせを続けてみて、娘が小4になった今だからこそ言えることがあると思うので、今回はそうしたお話しをしたいと思います。
また、4歳から読み聞かせを始めた友人の話も一緒にご紹介します!
0歳からの読み聞かせで、文字に強く、語彙が豊富な子に
どんなこともそうですが、毎日継続するのって難しいですよね。
絵本が大好きな私でも、読めない日もありましたし、たまに嫌になってフテ寝もしていました。
それでも、止めることなくお休みしつつ「週4日以上できたら、私優秀!」くらいの軽い気持ちで続けてみたところ…小学4年生の今、本当に読み聞かせをやって良かった…と実感しています。
- 読書の宿題が苦じゃない
- 集中力がついた
- 年中時に文字に対しての学習がスムーズだった
- 作文を小学1年生からスラスラかける
- 語彙が豊富
- ことわざ、四字熟語を覚えるのが得意(ストーリーで覚える)
- スピーチがうまい
番外編 絵本を思い出のツールとして使える
こうしたことがスムーズにできるだけでも、勉強はぐっと楽になります。
国語の読解についても、理解は早いほうだと思います。
0歳からの知育…というと、いろいろアイテムを駆使したりすることを想像しますが、お金をそんなにかけないでも幼少期にできることはあります。
本の読み聞かせは、図書館などの利用で0円知育することも可能!
お子さんがこれから生まれるかたは、是非とも0歳からやってみて下さい。
と思いますよね。
でも言葉のシャワーは、すぐに効果はあらわれなくても、何年か続けることで言葉の蓄積になり、ある日突然子ども自身の言葉としてあふれ出します。
一緒に本をめくることで、親子のスキンシップにもなるので、試してみて下さい。
本になかなか興味が持てない子もいますが、短いお話しでもかまいませんので読んであげることが大切です。子どもが本を読んであげている途中にどこかへ行ってしまっても気にしないで下さい。「今日はここでおわりね!」くらいの気持ちで大丈夫です。
実際私も、途中で娘がどこかへ行ってしまった時、最初は「え!」と思いましたが、次からは「ま、いっか」とすぐに諦めて本を閉じました。そうしたら、何度か繰り返すうちに本を読んでいる途中に娘がどこかへ行く…ということがなくなっていました。
本の内容も理解していなくてもOKです。意味は分からなくても「言葉のシャワーを浴びる」のが、子どもにとって一番大事なことだと思います。
読み聞かせをして10年経ち、予想外だったのは、娘が本に親しみを持っただけではなく、中学受験の準備にもなったことです。
これは本当に嬉しい副産物でした。
どんな問題でもそうですが、国語、算数、理科、社会において一番大事なのは集中して問題を読み解くことです。
言葉の蓄積や、文章の繋がりかたを沢山知っている娘は、少しのポイントを教えてもらうだけで問題の読み解きかたが分かるようでした。
もちろん、中学受験を目指さない子でも、通常の勉強にいい影響が何かしら出るのでおすすめです。
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4歳からの読み聞かせでも間に合う 兄弟がいる場合どっちを優先する?
つぎに友人の子どものことをお話しします。
4歳まで読み聞かせをしてこなかったものの、やっぱり本好きにはなってほしいなぁ…と思い、4歳から読み聞かせを始めることにしたそうです。
友人宅は上が4歳、下が1歳の兄弟。兄弟の読み聞かせはどちらを先にしてもケンカになって大変だったのだとか。
ですのでルールを決めて、毎日先に読む子をきっちりと入れ替えたそうです。
カレンダーに二人の名前を交互に書き、とにかく正確な順番を決める。
このルールを決めたことで、ケンカがあってもカレンダーを指差せばなんとかおさまり、兄弟への読み聞かせがスムーズに行くようになったのだとか。
その後、上の子が4年生になり、だんだんと反抗期に入りお話しで伝えられないことは、本に任せるようにしたそうです。
お友達とケンカが多くなれば、人間関係の本を置いておく。
お金のことを伝えたい時も本を置いておく。
反抗期になり、親の言うことは聞く耳を持たなくても、本の言うことなら素直に受け入れられる…というスタイルができ、なんとかこの小4を乗り越えていると言っていました。
読み聞かせをすることは、勉強面だけでなく、こうした親子で対峙しなければならない時期に力強い見方を手に入れることにもなるのです。
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読み聞かせは小学校入学前までに始めるのがベスト
読み聞かせは、小さいころからするに越したことはありませんが、小学校入学前であればいつ始めてもいいと思います。
親の準備ができたとき、読み聞かせやってみようかなぁ…と親が興味を持ったとき、子どもが本を読んでほしそうにした時、「うお!こりゃ本を読まないとまずいな」と思ったとき。
なんでもいいです。
とりあえず1週間。はじめてみましょう。
参考までに0歳から6歳までのおすすめ本をご紹介します。
絵本を読む、きっかけになったら嬉しいです。
- じゃあじゃあびりびり
- はやおきおばけ
- もこ もこもこ
「じゃあじゃあびりびり」、「はやおきおばけ」はあまり声に出して読むのが不得意な人でも読みやすい本なので、読み聞かせ初心者におすすめです。
「もこ もこもこ」は、抽象的な本なので、坦々とした声だと子どもの集中力が切れてしまう場合も…。ですので、読み聞かせに慣れてから手に取ってみて下さい。
- おべんとう
- サンドイッチ サンドイッチ
- くだもの
- おふとん かけたら
この食べ物シリーズを読んだら、サンドイッチやくだものを持って、ピクニックにでも行くといいと思います。
「おふとんかけたら」
寝る前に読むなら、コレでしょう!
「だるまさんが」シリーズもオススメですが、私のなかのおすすめはコレ!
- パパ お月さまとって
- とうさん まいご
「パパ お月さまとって」
ハンディタイプで、破れにくい紙質の本もあります。
展開がなかなか面白く、ちょっぴり仕掛け絵本になっています。
「とうさん まいご」
これもちょっぴりしかけ絵本。
でもこの本の面白さにはまると、シリーズであつめたくなる。
クリスマス付近に読むなら「まどから おくりもの」も最高。
- トマトさん
- あつさのせい?
そろそろ周りのお友達とのかかわりが出てくる時期なので、こうした人との協力なんかがある絵本や、だれかのものがだれかの役にたっている…といった本を選ぶのもおすすめ。
- なつみはなんにでもなれる
もう5歳。5歳になったらなんにでもなれる!
文字が読める子もちらほら現れる時期。読める子だと、「なつみはなんにでもなれる」くらいなら、いっしょに文字を追えます。
6歳
そろそろ自分で本を選んできます。
さらに…知恵がつくと、なるべく長い絵本を持ってきたりして…。
そんな時はこんなセレクト!
- 火曜日のよる
読む文字は最初の2ページくらいだけ。あとはひたすらカエルが飛んでいます。
子どもと一緒にゆっくりめくって下さい。
最高です。
- ゆめくい小人
お話しの中に、悪い夢を食べてくれる小人を呼ぶための呪文があります。
怖い夢を見ても大丈夫…と思えます。
- あくたれラルフ
愛すべきあくたれ。
でも家族のやさしさもわかります。
以上です。
読み聞かせについては、0歳から始めないとダメ、4歳から始めないとダメ…などということはありません。
本は、親が伝えられないことも沢山伝えてくれる素晴らしいものです。
読み聞かせをすることで、お子さんに本という一生の友達を作ってあげてください。
どうぞ楽しい読み聞かせライフを!
もしも読み聞かせをスルーしてしまい
小学生になって、本を読まなくて困ったな…と思ったらこちらの記事をどうぞ。
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