はじめに
子どもたちが大好きな夏休み、冬休みなどの長期休みは、ワーママには頭の痛いお休み期間ですよね。
どこか連れて行かないと…と思うものの、仕事で休みは取れないし。
そんな時に便利なのがサマーキャンプやスキー合宿です。
親と数日離れ、活動することで子どもの自立心も育つので、是非活用してみて下さい。
Contents
何才から合宿などに参加できるの?価格は?
サマーキャンプやスキー合宿は、年齢制限が低いものですと年長さんから参加できるものもあります。
でも多くは小学1年生からなので、小学校にあがった段階で活用するといいでしょう。
下は小学1年生、上は中学生まで参加できるものがあり、ほとんどの子は小学4年生くらいまで参加するようです。
また、ツアー内容によっては3年生からしか参加できないハイレベルなものもあるので、是非ツアーの詳細にはご注意下さい。
価格は平均的に5万円~10万円くらいです。
イングリッシュキャンプ系はどれも高額ですが、通常のサマーキャンプ、スキーキャンプであれば2泊3日 50000円前後で参加できました。
スキーキャンプもツアー会社によっては、子どもの日報をつけてくれるもの、滑っているDVDを撮ってくれるものなどがあり、現地での子どもの様子を知ることができます。
うちの娘が参加したサマーキャンプとスキー合宿は、会員制の掲示板に1日5回、子どもたちの様子を報告してくれるものでした。
基本、子どもの自立心を養うための合宿なので連絡はできません。子どもの様子をどのように知ることができるかも、ツアーを選ぶ上で大事な点です。
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サマーキャンプや冬合宿の種類は?
・みんなでサバイバルキャンプ
・お寺などで宿坊体験
・ラフティング、川遊び
・オールイングリッシュキャンプ
・シュノーケリング体験、海洋生物研究
・宿泊野外体験(昆虫採集や竹で器をつくったり、流しそうめんなど)
・初心者スキー
・雪遊び、ソリすべり
・豪雪地域での宿泊体験
・雪の野外体験(かまくら作り、雪合戦など)
・オールイングリッシュスキーキャンプ
などなどたくさん種類があります。
泊数も1泊2日のものから、私が見かけたもので最大5泊6日というのもありました。
1年生になったら1泊2日くらいからはじめてみて、徐々に泊数を延ばすといいかもしれません。
ツアーは有名なところだと、そらまめキッズ、トムソーヤクラブ、YMCAなどありますが少し値段は高いです。
比較的価格が低いものですと夢職人や、伊那谷こども村などがあります。
また、季節になると学校からのツアーのチラシなども来ると思うので、価格を比較してみるのもいいでしょう。
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サマーキャンプや冬合宿に参加した感想
実際サマーキャンプに行くとどんな感じ?しつけ効果は?
基本的に「しつけ」というよりは「自立心をはぐくむ」プログラムが多いです。
携帯も何もないところで、リーダーたちと過ごし、自分の荷物は自分で管理し、食事も自分たちで用意する。
親がいないところでする初めての体験ばかりなので、大きな刺激になるようです。
実際にうちの子も2年生からサマーキャンプに参加してきました。
みんなで昼間は秘密基地を作り、炊事もリーダーの指示のもと子どもたちで行い驚きの連続だったようです。
と楽しそうに報告もしてくれました。
1泊2日のキャンプだったのですが、次の日は雨でほとんどの工程がつぶれてしまったそうです。それでも雨の中テントにいるのが楽しかったらしく、どんなにテントが素敵か話す娘の目はキラキラしてました。
また炊事の時に、ごはんを炊く係りだったらしく、ごはんの炊ける音を竹筒で聞き分けるのを誰よりも上手く出来たと、ちょっと得意げな報告も。
最初のキャンプは、あまり自立したな…という実感はなかったのですが、それでもなんとか荷物を全部リュックにつめて、最後まで一人で背負って帰ってきたのには感動しました。
翌年は3年生からしか参加できない沢登りがメインの川遊びツアーに参加しました。
このツアーはテントではなく、民宿での宿泊です。
3年生ということもあり、荷造りは私が見守りながら全部自分で詰めたのですが、前の夜から大興奮!
沢登り以外にもラフティング体験などがあり、準備をしながら待ちきれないようでした。
また、魚のつかみ取りなども行ったようです。川原で焼いた魚はとても美味しかったと帰宅後言っていました。
残念ながら最終日は台風とぶつかってしまい、夜の野外で行う虫探しは無くなってしまったそうです。
でも台風が来るので、どういう荷造りをしたらいいか…などツアーのリーダーから話があり、水にぬれない荷造りをして帰ってきました。
と、荷ほどきをしながら教えてくれた娘は、少し頼もしかったです。
スキー合宿はどんな感じ?
スキー合宿(スキーキャンプ)は、先ほども少し書きましたが、低学年だと「雪遊び」が主のものと、「スキー」が主のものがあります。
オールイングリッシュのスキーキャンプなどもありますが、スキーと銘打っているタイプは技術向上が主体のものが多いようです。
うちの子が体験したのは、「スキー」メインの合宿でした。
バスで現地に到着した昼からスキー三昧で、最終日にはエキスパートコースをすべったりしたそうです。
リフトに乗るのも楽しかったと言っていました。
雪がちょうど止んでいたので星も綺麗に見えたらしく
と言っていました……それだけ都内では見えない星がみえたのでしょう(笑)
他にも都内の雪では作ることのできない、大きなカマクラなどに入ってお餅を食べるなど、雪体験を満喫したようでした。
2年生の夏から数えて3回目の合宿。この合宿後、目を見張るような成長がありました。
帰ってくるなり、荷ほどきを一人で始めたのです。
1つ1つ荷物を確認して、使っていないものは洋服ダンスに戻したり、洗濯ものを出したり、途中一度荷物の上で突っ伏すように寝ていましたが、30分ほどするとムクリと起き上がり、また荷ほどきを始めました。
いつ「ママ手伝ってよ~~~」と泣き言をいいだすかと思いましたが、最後まで一人でやりきりました。
と伝えると
と眠そうに答えました。
自分の荷物を自分で片付ける…当たり前のことなのですが、大人でも旅支度を片付けるのは面倒くさいものです。
それを自分から進んでできるなんて…。
合宿中、自分の荷物は自分で管理し整理しなければならないので、その成果でしょうか。
たった2泊3日のスキー合宿でしたが、「自立」という成長を感じました。
サマーキャンプ、スキー合宿の準備は?
基本的には参加するツアー会社から、必要な荷物リストをもらえるので、その通りに用意すれば大丈夫です。
荷物を入れるカバンは、林間学校などでつかう大型リュックがオススメ。
大き目のドラムバックで来る子もいますが、うちの子の場合は大型リュックでなんとか歩けました。
2年生の時はフラフラでしたが、3年生にもなるとしっかり背負って歩けるようになりました。
子どもが荷物を持てない場合は、宅配を使うこともできますので、荷物リストが載っているパンフレットを良く読んでみてください。
通常、リュックをそのまま「ゴルフバッグ用の宅配便」で送ることが多いようです。
あと必要なのは「ジプロック」!
IKEAのビックサイズジプロックはとても使い勝手がいいです。
特大、大、中、小と用意できると、荷造りは完璧でした。ジップロックに入れたものの中身も見えるし、どのタイミングで使うものなのか袋に書けるので便利です。
下着、おふろセット、着替えの洋服1、洋服2、バスの中で食べるお菓子。
何もかもジプロックに入れて小分けにすれば、子どもも中身を把握しやすいし最後はゴミとして捨てられます。
小リュックは、普段使っているものを持っていくのがオススメです。
娘は最初、大型リュックとおそろいのナップザックを持っていったのですが、小リュックに入れるべき荷物を入れたら紐が肩に食い込んで痛かったようです。
ですので、その次からは普通サイズのリュックを持っていきました。
多少ポケットが多いと使いやすいようです。
小リュックには
・連絡カード
・薬
・お弁当
・筆記用具
・ビニール
・スポーツタオル
などが入りますので、多少「大切なものはここ」などと分けられると便利です。
それ以外には、サマーキャンプの虫除けはゴムの腕輪タイプが使いやすかったと言っていました。スプレーは自分でするのが嫌だったようです。
スキー合宿では、靴下がたくさん必要なのを私は見落として、前日に大慌てしました……。
スキーをする時に履く靴下、宿で履く靴下と、通常の倍靴下が必要だったのです。
しかもスキーブーツを履くので、ハイソックスも必要でしたが、見事にハイソックスを忘れ……夜開いているユニクロを探して、なんとか買ってきてもらいました。
また、サマーキャンプやスキー合宿では荷物の管理は子ども自身です。ですので、失くしてもいいモノを持たせるのが大事です。
お気に入りのものをリュックに詰めようとしたら、「失くしてしまう場合がある」というのを丁寧に説明するのが大切です。
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おわりに
出発までに準備するものは多数あります。
リュックに詰めるときは、必ず子どもと一緒にリストを確認しながらやりましょう。一緒に準備をすると、サマーキャンプやスキー合宿への想いも高まりますし、リュックのどこに何が入っているのかも覚えることができます。
私は、旅行に行く前日の準備をしている時間が一番好きです。
サマーキャンプに私がついて行くことはありませんが、わくわくするその時間を子どもと共有できるのも、こうしたツアーの醍醐味かもしれません。
是非お子さんにも休み期間の大冒険をさせてあげて下さいね!
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